「試合」と「仕合」
一般的には「試合」を使い、「泥仕合」と「闇仕合」の時だけ「仕合」が使われる。実はどちらも当て字だが、あまり使われない「仕合」の方が語源には近い。「しあい」という言葉は、物事を互いにする
一般的には「試合」を使い、「泥仕合」と「闇仕合」の時だけ「仕合」が使われる。実はどちらも当て字だが、あまり使われない「仕合」の方が語源には近い。「しあい」という言葉は、物事を互いにする
基準と規準は、共に「きじゅん」と読み、意味も似ているため、使い分けを間違えやすい漢字である。基準の意味は、物事の基礎となるよりどころ。比較して考えるためのよりどころ。満たさなければならない
「電気・電機・電器」は、いずれも「でんき」と読み、それぞれ意味に違いがあるが使い分けが難しい。電気とは、摩擦電気や放電、電流などの現象の総称。また、電力や電灯も意味する。電機とは、電力
「うかがう」の漢字には「伺う」と「窺う」があるが、それぞれ使われる意味に違いがある。しかし、語源が同じで意味に似た部分があるため、使い分けを間違えやすい。伺うは「尋ねる」「訪問する」「
「とうとい」「たっとい」は、漢字で「尊い」「貴い」と書く。この二つの漢字は意味の違いによって使い分け、動詞の「尊ぶ・貴ぶ」や「尊む・貴む」も同じように使い分けられる。尊いは、敬うべきも
「かおり」の漢字には、「香り」「薫り」「馨り」がある。「かおり」が良いにおいを表す言葉なので、不快なにおいに対して「香り」「薫り」「馨り」を使わないことは共通するが、意味の違いによって使い分け
感心と関心の違いは漢字の意味通りだが、書き間違えやすいので使い分けに注意が必要である。感心は「感じる心」で、心に深く感じること。立派なものに深く心を動かされることを意味する。「彼の行動
検討と見当は、はっきりしない先のことについて考えるという点で共通するものの、全く意味の違う言葉である。検討の意味は、十分に調べて良いか悪いか考えること。「検討を重ねる」「検討を加える」
「特徴」と「特長」の違い・使い分け方を解説。「とくちょう」の漢字には「特徴」と「特長」があり、どちらも他と比べて目立った点を意味するが、特徴と特長の違いは、良い点・悪い点に関係なくいうか、良い点のみを
改定と改訂は、いずれも「かいてい」と読み、改めることを意味する点では共通するが、改めて何をするかとうい点で意味に違いがある。一般的には「改定」が多く使われる。改定には「定」の字が含まれ
荒いと粗いは同源であるため、意味に似たところがあり、ともに「あらい」と読むため、使い分けに注意が必要である。荒いの意味は、動きや勢いが大きく激しい。性格や言動が乱暴である。限度を超えている
「修正」と「修整」の違い・使い分け方を解説。修正は「正」の字が含まれているように、正しく直すこと。修整は「整」の字が含まれているように、整え直すこと。
「ととのえる」は漢字で「整える」や「調える」と書く。多くの場合は「整える」を使い、「調える」は例外的に使われる。このような違いがある場合、ふつうは一般的に使う漢字の方が意味が多く、例外的の
みなととは、船が安全に停泊できるようにした所のこと。漢字には「港」と「湊」の表記があるが、一般には「港」が使われ、「湊」を使うと古風な印象を与える。「港」の「巷」は、町や村の通路を表す
年齢を数えるのに用いる「さい」の漢字には「歳」と「才」があるが、「才」には「年」の意味がなく、本来は「歳」と書くのが正しい。「歳」には「歳月」や「歳末」などの熟語があるように、「年」を表す
「まわり」の漢字には、「回り」「周り」「廻り」がある。回りは、回転・巡回など、まわること、めぐることを表し、動詞的に用いる。周りは、周囲・周辺など、そのものを取り囲んでいる辺り・環境、
かえりみるの漢字には、「顧みる」と「省みる」がある。元々、かえりみるは振り返って見るという意味で、そこから過去の事を考える、反省するなどの意味を持つようになり、その意味の違いによって「顧みる」
「離す」と「放す」の違い・使い分け方を解説。離すと放すは、遠ざけることか自由にすることかによって使い分けられそうである。しかし、遠ざけることは自由にさせることにも繋がるため、離すと放すは使い分けが難し