「絞る」と「搾る」
しぼるの漢字には「絞る」と「搾る」があるが、それぞれの漢字が表す意味から使い分けされる。「絞」の字は、糸を交差させて両方から引きしぼる動作を表し、「ぞうきんをしぼる」「タオルをしぼる」など
しぼるの漢字には「絞る」と「搾る」があるが、それぞれの漢字が表す意味から使い分けされる。「絞」の字は、糸を交差させて両方から引きしぼる動作を表し、「ぞうきんをしぼる」「タオルをしぼる」など
「飲む」と「呑む」の違い・使い分け方を解説。液体には「飲む」、固体には「呑む」といわれることもあるが、飲むと呑むの使い分けは、そこまで単純ではない。
「作る」「造る」「創る」の違い・使い分け方を解説。作るは、比較的小さなもの、無形のもの、抽象的なものに用いる。造るは、有形の比較的大きなものに用いる。創るは、新しいものであれば有形無形を問わず用いられ
絶対と絶体は、全く意味の異なる言葉。「ぜったいぜつめい」は「絶体絶命」としか表記しないが、「絶体」よりも「絶対」の方が絶対的に使用が多いため、「絶対絶命」と誤表記されることが多い。絶対
「聞く」「聴く」「訊く」の違い・使い分け方を解説。聞くと聴くは、意識の違いによって使い分けられる。聞くは音や声などを自然に耳に入ってくること。聴くは積極的に耳を傾けることを表す。訊くは尋ねる、問うこと
傘も笠も同源で、雨・雪・日光をさえぎるためのもの。傘は頭上にかざすもので、笠と区別するために「さしがさ」とも言う。笠は頭にかぶるもので、傘と区別するために「かぶりがさ」とも言う。椎
科学は、様々な事象を観察や実験などによって実証された体系的・法則的知識。広義には、物理学・化学・生物学・地球科学・天文学などの自然科学、政治学・経済学・経営学・法学・社会学などの社会科学・哲学
「伯父」「叔父」「小父」の違い・使い分け方を解説。おじさんの漢字表記には、「伯父さん」「叔父さん」「小父さん」がある。いずれも同源だが、対象が違えば漢字も使い分ける必要があり、父または母の兄弟を表す際
「褒める」と「誉める」の違い・使い分け方を解説。「褒める」は常用漢字で、「誉める」は常用漢字外の表記となるため、公用文・教科書・新聞などでは「褒める」が使われる。
影は光が物体に遮られて、光源と反対側に現れる暗い部分。陰は物に遮られ、日光や風雨が当たらないところのこと。「月の影」のように、元々、影は日・月・星・灯火などの光を表す言葉。そこから
母体は産前から産後までを含めた母親の体のこと。「母体の健康」や「母体の安全」という時の「母体」に、赤ちゃん(胎児)は含まれていない。母胎は赤ちゃんがいる母親の胎内のこと。母体は肉眼
「召集」と「招集」の違い・使い分け方を解説。召集も招集も、人を集めるという点は同じだが、召集が「呼び出して集める」、招集は「招き集める」という意味の違いがある。
お店のメニューや加工食品には、「海藻サラダ」と「海草サラダ」の2通りの表記があり、一方は間違いと指摘されることもあるが、その指摘が間違いである。海藻は「海の藻」と書く通り、海に生える藻の総
「十分」と「充分」の違い・使い分け方を解説。不足がないさまを表す「じゅうぶん」の漢字には「十分」と「充分」がある。元々は「十分」が使われており、「充足」や「充実」などの言葉の意味から「充分」とも書くよ
油と脂と膏の違い・使い分けを解説。油は液体で植物性・鉱物性のあぶらを表す。脂は動物性で固体のあぶらに使われる。これらは一般的なものから区別された使い分けで例外もある。
探すは、「職を探す」「宝物を探す」「新居を探す」「人のあらを探す」など、欲しいもの、目にしたいものを見つけようとさがす場合に使う。捜すは、「犯人を捜す」「行方不明者を捜す」「落し物を捜す」など
「早い」と「速い」の違い・使い分け方を解説。速いは、ある動作を完了するのに要する時間が短い、一定時間に動く距離・働く量が大きい、すみやかであるといった意味で用いる。早いは、ある基準より時間・時期が前で
「異常」と「異状」の違い・使い分け方を解説。異常とは、正常でないこと、通常でないことであり、反対語は「正常」。異状は、普段とは違った状態。つまり「異常な様子」を表す。使い分けが難しいのは、「異常あり(