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カテゴリー:漢字・読み
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「勧める」「奨める」「薦める」
勧める・奨める・薦めるは、いずれも「進める」と同源で「すすめる」と読む。 勧めるは、「読書を勧める」「出席を勧める」など、行為をするよう人に働きかけることや、「貯蓄するよう勧める」「省エネを勧める」など、そのことを… -
「予言」と「預言」
予言と預言の使い分けは、漢字の意味を正しく理解している人ほど間違えやすい。 予言とは、未来のことを予測して言うことや、その言葉。 預言とは、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教などの啓示宗教で、神から預けられた言葉を… -
「懐古」と「回顧」
懐古と回顧は、昔を思い返すという点では共通するが、意味に違いがあり、使い分けが必要である。 懐古には「懐かしむ」の漢字が含まれているように、昔のことを懐かしく思うこと。 回顧には「顧みる」が含まれているように、過… -
「海老」と「蝦」
エビを「海老」と表記するのは、長い髭と曲がった腰が老人のように見えることからの当て字で、日本で作られた。 「蝦」は中国から伝わった漢字で、仮面や外皮をかぶる意味の「叚」と、古くは動物の総称であった「虫」からなる。 … -
「飛ぶ」「跳ぶ」「翔ぶ」
飛ぶと跳ぶは、「空中を移動する」「飛行する」「fly」の意味であれば「飛ぶ」、「空中にはね上がる」「跳躍する」「jump」の意味であれば「跳ぶ」と使い分ける。 「とび上がる」の場合、鳥や飛行機など空中を移動するもの… -
「回復」と「快復」
回復とは、悪い状態になったものが、元の状態になること。一度失ったものを取り戻すこと。 悪い状態から元の状態に戻る意味では、「景気回復」「健康が回復する」「疲労回復」など。 失ったものを取り戻す意味では、「信用を回復す… -
「成長」と「生長」
成長は、「成長期の子供」「成長した犬」「成長株」「高度経済成長」など、人や動物が育って大きくなる意味のほか、物事の規模や内容が大きくなることも表す。 生長は、「稲の生長」「樹木の成長」など、植物が育って大きくなることを… -
「夏季休暇」と「夏期休暇」
夏季とは、夏の季節のことで、季節が中心にある言葉。 「夏季オリンピック」「夏季限定メニュー」など、夏だからこそ行われることには「夏季」が使われる。 夏期とは、夏の期間のことで、期間が中心にある言葉。 「夏期講習…