「長い」と「永い」


ながいの漢字「長い」と「永い」の使い分けは、まず、時間のことなのか、時間以外のことなのかで分けられる。

「長い髪」「長い道」など、空間的に端から端までの隔たりが大きいことや、「気が長い」「長い目で見る」「息の長い」など、抽象的な表現には「長い」を用いる。
「短い」の対義語は「長い」で、一般的な表記は「長い」である。

「長年」と「永年」、「長い年月」と「永い年月」、「長らく」と「永らく」など、時間的な表現にはどちらも使うが、「長い」は単にながい時間を表し、「永い」はいつまでも続く永続的・永遠的なことを表す。
なお、永年は「えいねん」とも読み、「永年勤続」というように用いられる。

「永い」は永続的な表現となることから、「末長いお付き合い」と書くよりも、「末永いお付き合い」と書いた方が、いつまでもお付き合いしたいという印象を与える。
また、永遠的なことを表すため、「永い眠りにつく」など、死に関する表現でも「永い」は用いられる。

春の季語の「ひなが」と、秋の季語である「よなが」は、同じような時間の長さを表す言葉だが、春は「春の日永」、秋は「秋の夜長」というように、慣用として使い分けが決まっているものもある。

新着記事 今見られているページ
  1. 「みっともない」「見苦しい」「はしたない」

  2. 「退社」と「退勤」

  3. 「出社」と「出勤」

  4. 「アクセント」「イントネーション」「プロミネンス」

  5. 「たらこ」と「明太子」

  1. 「パート」と「アルバイト」

  2. 「回復」と「快復」

  3. 「召集」と「招集」

  4. 「代表取締役」「社長」「代表取締役社長」

  5. 「ブイヨン」「コンソメ」「鶏ガラスープ」

  6. 「香水」「オーデコロン」「オードトワレ」「オードパルファム」「パルファム」

  7. 「チョッキ」「ベスト」「ジレ」

  8. 「おかゆ」「雑炊」「おじや」「リゾット」

  9. 「変わる」「代わる」「替わる」「換わる」

  10. 「広島原爆」と「長崎原爆」

おすすめ

  1. 「調理」と「料理」

  2. 「特徴」と「特長」

  3. 「ひつじ雲」「うろこ雲」「いわし雲」

  4. 「自首」と「出頭」

  5. 「死体」と「遺体」

  6. 「紹興酒」と「老酒(ラオチュウ)」

  7. 「ノースリーブ」「タンクトップ」「ランニングシャツ」

  8. 「悲しい」と「哀しい」

  9. 「戦略」と「戦術」

  10. 「署名」「記名」「サイン」

TOP