「基準」「標準」「水準」
基準・標準・水準の意味は、物事の判断・評価・比較のよりどころとなるものという点では共通するが、置き換えて使えるとは限らない。基準は物事の基礎となるよりどころのことで、「建築基準」「設置基準
基準・標準・水準の意味は、物事の判断・評価・比較のよりどころとなるものという点では共通するが、置き換えて使えるとは限らない。基準は物事の基礎となるよりどころのことで、「建築基準」「設置基準
死体と遺体の違いは、死者の体を物体として表現するか、人格を認めた表現にするかの違いである。死体は「死んだ体」という、ひとつの物体として扱った客観的表現であるのに対し、遺体は「魂が去って遺された
意図的と恣意的は類語ではなく、全く意味の異なる言葉なので、誤用に注意が必要である。意図は何かを行おうと考えている事柄や、思惑、もくろみのことで、意図的は目的や考えを持ってわざとするさまを表
年賀状の冒頭に用いられる賀詞には、「賀正」「迎春」「謹賀新年」「恭賀新年」などがある。その他にも、一文字の賀詞に「寿」「福」「賀」「春」「禧」、二文字には「新春」「初春」「賀春」「頌春」「慶春
「案外」も「意外」も「存外」も「思いの外(ほか)」も、予想していたことと実情が違っていた様子を表す言葉だが、ニュアンスや文法に違いがある。「案外寒かった」といった場合、「思っていたより寒か
節約も倹約も、無駄を省いて切り詰めることを意味するが、対象範囲は異なり、「経費の節約」「電気の節約」「時間の節約」など、節約はお金以外の場合にも用いるのに対し、「電気の倹約」や「時間の倹約」とは言
経験も体験も、実際に見聞きしたり、やったりするなど、何事かに直接ぶつかることを意味する。経験は体験に比べて使われる範囲が広く、「人生経験」や「経験を生かす」というように、行為によって得た知
言い訳と申し訳と弁解と弁明と釈明は、いずれも失敗や過失の事情を説明し、謝罪や責任の回避・軽減をしようとすることで、最も一般的で日常会話に使われるのは「言い訳」である。言い訳の本来の意味は、
指示と指図は、物事のやり方、仕事の段取りなどを言いつけ、人を動かすことで、意味としては同じだがニュアンスに違いがある。指示は「上司の指示を仰ぐ」「的確な指示を与える」など、物事のやり方を指
「記入」「記載」「記述」の違い・使い分け方を解説。記入とは、所定の場所などに文字や数字を書き入れること。記載とは、書類・書物などに記し載せること。記述とは、文章にして書き記すこと。