「指示」「指図」「指導」


指示と指図は、物事のやり方、仕事の段取りなどを言いつけ、人を動かすことで、意味としては同じだがニュアンスに違いがある。

指示は「上司の指示を仰ぐ」「的確な指示を与える」など、物事のやり方を指し示すといった事務的な事柄に関して使われる。
一方の指図は、命令的な印象があり、反発を伴う言葉で、「お前に指図されたくない」とは言っても、「的確な指図をしてください」とは言わない。
また、指図は目の前であれこれやらせるというニュアンスが強く、「一週間前に出された指図」というようなことはない。

指導は、ある目的や方向に向かって教え導くことで、指示や指図のように、言いつけてやらせるものではない。
また、上司が部下に「今日中にこの仕事をしなさい」と出すのは指示で、今日中に終わらせることができて当然の内容である。
これが、部下の力量を考えて、今日中に終わらせられそうもない内容であった場合、どうすれば効率よくできるか教え導く必要があり、それが指導となる。
つまり、できることが前提としてあるのが指示や指図、できないことが前提としてあるのが指導である。

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