「秘密」「内緒」「内密」
秘密と内緒と内密の違い・使い分けを解説。秘密は、三語の中で最も一般的な表現で、使われる範囲は広い。内緒は、話し言葉として用いられ、やや砕けた表現であるため、公的な場では使われない。内密は、文章語的で、
秘密と内緒と内密の違い・使い分けを解説。秘密は、三語の中で最も一般的な表現で、使われる範囲は広い。内緒は、話し言葉として用いられ、やや砕けた表現であるため、公的な場では使われない。内密は、文章語的で、
準備と用意と支度の違い・使い分けを解説。物事をする前に、あらかじめ整えておくという意味では、準備と用意と支度の三語とも使うが、整えておく範囲や、時間の幅に違いがある。
会話とは、二人以上の人が集まって互いに話すこと。また、その内容のこと。日常生活における話のやり取りや、「英会話」など外国語で話すことを表す際には「会話」が適切で、「談話」や「対話」は不自然であ
元の場所や方向へ移動することを「帰る」「戻る」「引き返す」という。帰るは、人・動物・乗り物が、元いた場所や、所属・本拠としているところへ移動する意味で、物が元々あった場所へ移される場合は「
ある事を行った後に、なくならないで存在するものがあることを「残る」や「余る」、その存在するものを「残り」や「余り」という。これらの違い・使い分け方は、どこに重点を置くかである。残る(残
大笑いとは、大声で笑うこと。また、他人の言動をあざけり笑う「物笑い」と似た意味で、ひどい物笑いの種や、物笑いになるさまの意味でも使う。爆笑は大勢がどっと大声で笑うことであり、「一人で爆
空想も夢想も妄想も幻想も、すべて想像の一種だが、これらには次のような違いがある。想像とは、実際に体験したり、見たりしていない事柄を思い描くこと。「想像通りの結果となった」というように、
ビジネスマナーとして、目上の人や同僚に対しては「お疲れ様」を使い、「ご苦労様」は目下の相手にしか使ってはいけないことが、正しいこととして広まっている。お疲れ様もご苦労様も、相手の労をねぎらう言
「薬の効果が現れる」と「薬の効能が現れる」のように、「効き目」という意味では効果と効能のどちらも使うが、「効き目」の何に重点が置かれるかによって、使い分けが必要となることもある。効果とは、
「対応」と「応対」の違い・使い分け方を解説。応対と対応の違いは、人に対して応じるか、人以外の事柄に応じるかの違いである。
根本的の「根本」は、物事を成り立たせている大本や基礎になるもののことで、根本的はそのようなさまをいう。そのため、「根本的な解決」「根本的改革」「根本的な見直し」「根本的な誤り」「根本的な問題」
宿命の「宿」は「宿る」ではなく、「前世からの」という意味で、前世から定まっている運命のこと。運命の「運」は「運ぶ」ではなく、「巡り合わせ」という意味で、人間の意志に関係なく巡ってくる幸、不幸の
生い立ちは、「壮絶な生い立ち」「不幸な生い立ち」「生い立ちムービー」など、どのように育ったかという、成長の過程そのもの、経歴を表す。育ちは、「田舎育ち」「温室育ち」「育ちが悪い」など、どの
屁とおならの違い・使い分けを解説。「屁」も「おなら」も、飲み込んだ空気や腸の内容物の発酵によって生じたガスが、肛門から排出されるものをいうが、厳密には「屁」と「おなら」に違いがある。
基準・標準・水準の意味は、物事の判断・評価・比較のよりどころとなるものという点では共通するが、置き換えて使えるとは限らない。基準は物事の基礎となるよりどころのことで、「建築基準」「設置基準
死体と遺体の違いは、死者の体を物体として表現するか、人格を認めた表現にするかの違いである。死体は「死んだ体」という、ひとつの物体として扱った客観的表現であるのに対し、遺体は「魂が去って遺された
意図的と恣意的は類語ではなく、全く意味の異なる言葉なので、誤用に注意が必要である。意図は何かを行おうと考えている事柄や、思惑、もくろみのことで、意図的は目的や考えを持ってわざとするさまを表
年賀状の冒頭に用いられる賀詞には、「賀正」「迎春」「謹賀新年」「恭賀新年」などがある。その他にも、一文字の賀詞に「寿」「福」「賀」「春」「禧」、二文字には「新春」「初春」「賀春」「頌春」「慶春