「基準」「標準」「水準」
基準・標準・水準の意味は、物事の判断・評価・比較のよりどころとなるものという点では共通するが、置き換えて使えるとは限らない。基準は物事の基礎となるよりどころのことで、「建築基準」「設置基準
基準・標準・水準の意味は、物事の判断・評価・比較のよりどころとなるものという点では共通するが、置き換えて使えるとは限らない。基準は物事の基礎となるよりどころのことで、「建築基準」「設置基準
「あく・あける」の漢字には、「明く・明ける」「開く・開ける」「空く・空ける」がある。「明く・明ける」は、「夜が明ける」など「明るくなる」の意味や、「梅雨が明ける」や「夜勤明け」など「期間が
死体と遺体の違いは、死者の体を物体として表現するか、人格を認めた表現にするかの違いである。死体は「死んだ体」という、ひとつの物体として扱った客観的表現であるのに対し、遺体は「魂が去って遺された
「まじる」「まざる」「まぜる」の漢字には、「交」「混」「雑」がある。「交」は、「白髪が交じる」「大人の中に交じる」など、別種のものが入り込んでいるが溶け合わず、元の素材が区別できる場合に用
意図的と恣意的は類語ではなく、全く意味の異なる言葉なので、誤用に注意が必要である。意図は何かを行おうと考えている事柄や、思惑、もくろみのことで、意図的は目的や考えを持ってわざとするさまを表
年賀状の冒頭に用いられる賀詞には、「賀正」「迎春」「謹賀新年」「恭賀新年」などがある。その他にも、一文字の賀詞に「寿」「福」「賀」「春」「禧」、二文字には「新春」「初春」「賀春」「頌春」「慶春
「好意」も「厚意」も相手を思う親切な心という共通の意味があり、「ご好意に甘える」「ご厚意に甘える」はどちらも使われる。好意には親切な気持ちの意味のほか、相手にいだく親しみや、相手を好ましく
「案外」も「意外」も「存外」も「思いの外(ほか)」も、予想していたことと実情が違っていた様子を表す言葉だが、ニュアンスや文法に違いがある。「案外寒かった」といった場合、「思っていたより寒か
おばさんの漢字表記には、「伯母さん」「叔母さん」「小母さん」がある。使い分け方は、おじさんの漢字「伯父さん」「叔父さん」「小父さん」と同じで、父または母の姉にあたる人には「伯母」、父または
節約も倹約も、無駄を省いて切り詰めることを意味するが、対象範囲は異なり、「経費の節約」「電気の節約」「時間の節約」など、節約はお金以外の場合にも用いるのに対し、「電気の倹約」や「時間の倹約」とは言