「効く」と「利く」
効くには「効果」や「効能」の熟語があるように、「薬が効く」「宣伝が効く」など、効果や働きが現れることに使う。利くはそれ以外の場合に使い、「鼻が利く」「気が利く」「機転が利く」「ブレーキが利
効くには「効果」や「効能」の熟語があるように、「薬が効く」「宣伝が効く」など、効果や働きが現れることに使う。利くはそれ以外の場合に使い、「鼻が利く」「気が利く」「機転が利く」「ブレーキが利
時期とは、あることを行う時。ある一定の期間。時季とは、季節。特に、あることが盛んに行われる季節や、そのことをするのに最もふさわしい時期。時機とは、あることを行うのにちょうど良い機会。
「遵守」と「順守」の違い・使い分け方を解説。一般には「遵守」と「順守」のどちらを使っても間違いではなく、「遵」も「順」も常用漢字である。しかし、公用文や教科書では「遵守」と表記し、新聞やテレビでは「順
「暖かい」と「温かい」の違い・使い分け方を解説。気温や気候が、寒すぎず暑すぎもせず、程よいさまを表す際には「暖かい」と書く。物の温度や体温が、冷たすぎず熱すぎもせず、程よいさまを表す際には「温かい」と
「収める」「納める」「治める」「修める」の違い・使い分け方を解説。基本的には「収める」を用い、あるべき所に入れるという意味や、義務があるといった場合に「納める」を用いる。治めるには、支配する、鎮める、
行き渡るように配ることを意味する「はいふ」には、「配布」と「配付」の漢字表記があるが、意味で使い分ける場合と表記が統一されている場合がある。配布の「布」には「広く行き渡らせる」という意味が
ひとりの漢字表記「一人」は、人数が1である。一名であることを表す。「独り」は、孤独の意味以外にも、単独・独立・独力・独身など様々な意味で使われる。「部屋に一人」と書けば、部屋にいる人数
勧める・奨める・薦めるは、いずれも「進める」と同源で「すすめる」と読む。勧めるは、「読書を勧める」「出席を勧める」など、行為をするよう人に働きかけることや、「貯蓄するよう勧める」「省エネを
予言と預言の使い分けは、漢字の意味を正しく理解している人ほど間違えやすい。予言とは、未来のことを予測して言うことや、その言葉。預言とは、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教などの啓示宗教で
懐古と回顧は、昔を思い返すという点では共通するが、意味に違いがあり、使い分けが必要である。懐古には「懐かしむ」の漢字が含まれているように、昔のことを懐かしく思うこと。回顧には「顧みる」