「探す」と「捜す」


探すは、「職を探す」「宝物を探す」「新居を探す」「人のあらを探す」など、欲しいもの、目にしたいものを見つけようとさがす場合に使う。
捜すは、「犯人を捜す」「行方不明者を捜す」「落し物を捜す」など、見えなくなったものを見つけ出そうとさがす場合に使う。

上記のように単純に考えれば、探すと捜すの違い・使い分けはわかりやすいが、次のように、少し深く考えてしまうと難しくなる。

犯人というのは元々見えていた訳ではなく、刑事からすれば、欲しいもの、目にしたいものなので、「犯人を探す」と書いても良さそうである。
しかし、犯人というのは、目にしたことがなくても実在することは確かであり、存在の有無すら不明なものをさがす訳ではないため、「犯人を捜す」と書く。

埋蔵金など本当の宝物を見つけようとするのではなく、宝探しのゲームとしてさがすのであれば、宝物は一度目にした物になるため、「実在することがわかっているものを見つけようとする」と解釈し、「宝物を捜す」と書いても良さそうである。
しかし、宝物を一度見せているのはゲームとしての手順にすぎず、本当の宝探しを模したゲームで、「欲しいものを見つけよう」という意味が強いため、ゲームであっても「宝物を探す」と書く。

新着記事 今見られているページ
  1. 「みっともない」「見苦しい」「はしたない」

  2. 「退社」と「退勤」

  3. 「出社」と「出勤」

  4. 「アクセント」「イントネーション」「プロミネンス」

  5. 「たらこ」と「明太子」

  1. 「特徴」と「特長」

  2. 「冒険」「探検」「探険」

  3. 「忖度」と「斟酌」

  4. 「バカ」と「アホ」

  5. 「使用」と「利用」

  6. 「観賞」と「鑑賞」

  7. 「保証」「保障」「補償」

  8. 「冷蔵」「冷凍」「氷温」「チルド」「パーシャル」

  9. 「おざなり」と「なおざり」

  10. 「フクロウ」と「ミミズク」

おすすめ

  1. 「想像」「空想」「夢想」「妄想」「幻想」

  2. 「高齢者等避難」「避難指示」「緊急安全確保」

  3. 「アヤメ」「ショウブ」「カキツバタ」

  4. 「食料」と「食糧」

  5. 「首相」「内閣総理大臣」「総裁」

  6. 「夜更け」「未明」「夜中」「真夜中」「深夜」「夜半」

  7. 「探求」と「探究」

  8. 「回復」と「快復」

  9. 「影」と「陰」

  10. 「ラーメン」「中華そば」「支那そば」

TOP