「ねだる」「せがむ」「せびる」
「ねだる」「せがむ」「せびる」は、私的に何かを強く要求することであるが、ニュアンスに違いがある。「ねだる」と「せがむ」は、親密な関係にあるものが、甘えるように要求すること。ねだるは物品
「ねだる」「せがむ」「せびる」は、私的に何かを強く要求することであるが、ニュアンスに違いがある。「ねだる」と「せがむ」は、親密な関係にあるものが、甘えるように要求すること。ねだるは物品
かえりみるの漢字には、「顧みる」と「省みる」がある。元々、かえりみるは振り返って見るという意味で、そこから過去の事を考える、反省するなどの意味を持つようになり、その意味の違いによって「顧みる」
問いかけに対して答えることを、「返事」「返答」「応答」「回答」などという。この中で最も幅広く使われる言葉は「返事」である。返事は、呼びかけに対する「はい」や「いいえ」などの短い答えから
ピントもフォーカスも、日本語で「焦点」を意味する。レンズの焦点を合わせることを、昔は大半が「ピントを合わせる」と言ったが、現在は「フォーカスを合わせる」と言うことも多くなってきている。これ
「離す」と「放す」の違い・使い分け方を解説。離すと放すは、遠ざけることか自由にすることかによって使い分けられそうである。しかし、遠ざけることは自由にさせることにも繋がるため、離すと放すは使い分けが難し
了解・了承・承知・承諾は、相手の言うことや事情を理解して、受け入れたり、許したりすることをいうが、ニュアンスが異なる。了解の「了」と「解」は、いずれも「よく分かる」「悟る」という意味。
年と歳の違い・使い分けを解説。公用文以外では、「年」と「歳」のどちらを使っても間違いではない。一般的に使われるのは「年」だが、「歳」を使った方が良い場合もある。
つつしむは、漢字で「慎む」や「謹む」と書く。共に「包む」が語源で、二つの漢字を使った熟語には「謹慎」がある。また、慎むと謹むには「過度な行動をしないようにする」という共通の意味があり、使い
若干と弱冠の違い・使い分けを解説。若干は、「若干名」「若干の間違いがある」など、それほど多くない数量を表す。弱冠は、男子20歳のこと。また、年が若いことを表す言葉。
順序は、ある一定の基準による配列。また、物事を行う手順や仕事の段取りなどを意味する。順番は、順序を追って代わる代わるその事に当たることである。一列に並ぶ際、並び方のルールが「順序」で、
おくるの漢字「送る」と「贈る」は同源だが、「祝電を送る」と「祝電を贈る」、「送る言葉」と「贈る言葉」では意味が違ってくるため、使い分けに注意が必要である。送るには、物や情報を届ける。人をあ
寒いと冷たいの違い・使い分けを解説。基本的に気温が低いことを表す時には「寒い」を使うが、「空気が冷たい」「風が冷たい」のように、体(肌)に触れた感触として温度が低いことを表す場合には「冷たい」が使われ
「見る」「観る」「視る」「診る」「看る」の違い・使い分け方を解説。基本的には「見る」と書き、「観る」「視る」「診る」「看る」は意味を強調したい時に使う漢字であるため、「観る」「視る」「診る」「看る」を
儲けると稼ぐの違い・使い分けを解説。儲けると稼ぐは、利益や収入を得るという意味では共通するが、儲けるよりも稼ぐ方が地道に働くことを表す。
燃やすと焼くと焚くは、火をつけて炎を上げるという点では共通するが、それぞれ重点が置かれるところに違いがあり、燃やすは、火をつけて炎を上げることや、灰にするという意味。焼くは、熱の作用によって、
ウニは、食べられる部分(生殖巣)が「胆(肝)」のように見えることから、海の胆で「海胆」と書く。また、全身がトゲで覆われていることから、海の栗で「海栗」とも書く。食品として販売される時に
「足りない」と「足らない」は意味に違いはなく、どちらを使っても誤りではないが、「足りない」の方が現代語的で、「足らない」の方が古語的な表現となる。そのような違いがあるのは、元になっている言葉が
「森」は「木」を3つ組み合わせた漢字で、本来は樹木が沢山生えている”様子”を表したが、日本では樹木が生い茂った”場所”を表すようになった。「杜」は「杜の鎮守」というように、神社のある地の木