「花」と「華」


一般には「花」を使い、「華」はきらびやかなもの、美しいもの、すぐれた性質の比喩に多く使われる。

「花を添える」や「花を持たせる」のように、比喩表現に花が使われることもあるが、美しさや明るさを加えるという意味の「花を添える」は、美しい花が添えられた状態にたとえたもの。
相手を立てる、相手に名誉や栄光を譲るという意味の「花を持たせる」は、花を贈呈される立場にするというたとえで、花そのものに「きらびやか」「すぐれた」という意味は含まれておらず、植物の花を使った状態からの比喩である。

華には、「華美(はなやかで美しいこと)」「豪華(贅沢ではなやかなこと)」「精華(すぐれていてはなやかなこと)」など、華のみで「はなやか」「すぐれた」という意味を表す言葉が多く、「花のように盛んではなやか」という比喩が、華に含まれていることがわかる。
「はなやか」という言葉も、一般的には「華やか」や「華々しい」が用いられる。

「はながある」という場合には「花」も「華」も用いるが、「華がある」であれば「華やかさ」「華々しさ」を表し、「花がある」であれば「植物の花が存在する」という意味になる。

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