「二期作」と「二毛作」


二期作とは、同じ耕地で同じ作物を1年に2回栽培し、収穫すること。
二毛作とは、同じ耕地で1年に2種類の異なる作物を栽培し、収穫すること。

二期作で栽培される作物は「米」を指すのが普通だが、トウモロコシやジャガイモなどにも用いられることがある。
米の栽培は気温が大きく影響することから、二期作が行われるのは沖縄県などの平均的に温暖な地域に限られている。

二毛作は、春から秋にかけて米を栽培し、秋の収穫後から春までは麦や大豆などが栽培されることが多かった。
1回目を表作、2回目を裏作という。
現在では穀物の二毛作が行われることは少なく、畑で作られる野菜に多い。

ちなみに、同じ耕地で1年に1回作物を作ることは「一毛作」や「単作」といい、1年に3種類の異なる作物を栽培・収穫することは「三毛作」、3回以上の栽培・収穫の場合は「多毛作」という。

TOP
テキストのコピーはできません。