「日本酒」と「焼酎」の違い

焼酎の画像

日本酒と焼酎は、酵母と麹の2つの微生物を活用して作るという点では共通する。
酵母と麹を活用するのは東アジアの酒の特長で、西洋のビール・ウイスキー・ワインなどにはない作り方である。
しかし、焼酎と日本酒では、原料・製造方法・アルコール度数・カロリー・飲み方など多くの違いがある。

日本酒の原料は「酒米」と呼ばれる酒造用の米である。
焼酎の原料は多くの種類があり、米・麦・芋(サツマイモ)が有名だが、その他にも蕎麦・黒糖・栗・胡麻・ジャガイモなどがある。

日本酒と焼酎の一番大きな違いは作り方である。
日本酒は「醸造酒」と呼ばれる酒で、ビール・ワイン・紹興酒などが仲間である。
焼酎は「蒸留酒」と呼ばれる酒で、ウイスキー・ブランデー・泡盛などが仲間となる。
詳しくは「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の違いを参照。

作り方の違いにより、アルコール度数は醸造酒よりも蒸留酒の方が高くなる。
そのため、日本酒のアルコール度数が約15度であるのに対し、焼酎は20~25度と、焼酎の方が高い。

お酒のカロリーは基本的にアルコール度数に比例するため、日本酒よりも焼酎の方がカロリーは高い。
日本酒100g当たりのカロリーは、純米酒や純米吟醸酒が103kcal、吟醸酒が104kcal、本醸造酒が107.1kcal、清酒が109kcal。
焼酎100g当たりのカロリーは、乙類が146kcal、甲類が206kcalである。

日本酒の飲み方は、常温のままや冷やしたり燗したりと温度の変化はあるものの、ストレートで飲むのが普通である。
焼酎は日本酒と同じようにストレートでも飲むが、オンザロック・水割り・お湯割り・炭酸割り・サワー割りなど、氷を入れたり他の飲み物で割って飲むことが多い。

その他、味わいや香り、飲みやすさや二日酔いのなりやすさなどもあるが、日本酒と焼酎のそれぞれに多くの種類があることや、個人の味覚・感覚・体質などによって異なるため、ハッキリとした違いとして説明することはできないものである。

【人気記事】
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

ページ上部へ戻る