「焼く」「炒める」「炒る」の違い

フランベで顔まで焼く画像

本来、焼くは火を食品に直接当てて加熱することを意味した。
最も原始的な加熱調理法であるため、火を通す際の表現として使用される範囲も広く、フライパンや鉄板などの調理器具を使う場合でも用いられるようになっている。
また、「日光で肌を焼く」「世話を焼く」「写真を焼く」など、調理以外の場面でも多く使われる。

炒めるは、加熱したフライパンや鍋などで、素早く食材を加熱する調理法のこと。

炒るは、水気がなくなるまで焦げ付かないように揺すりながら、煮詰めるように火を通す調理法のこと。

「焼く」の範囲が広いため、「炒める」との差がわからない料理も多いが、基本的には、食品の中までじっくり火を通す際には「焼く」を用い、食材をかき混ぜながら加熱する際には「炒める」を用いる。

かき混ぜる料理の中にも、焼きそばなど「焼く」の文字が入る料理もある。
焼きそばが「焼く」を使うのは、焼くの表す過熱の範囲が広いからともいえるが、かき混ぜるのは油や調味料を全体に行き渡らせるためで、加熱の際には鉄板の上に置いた状態で焼いているからともいえる。
また、「焼きそばを焼く」とも「焼きそばを炒める」とも言うように、焼きそばは「焼く」と「炒める」の中間的な料理といえる。

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