「シャベル」と「スコップ」の違い

シャベルとスコップの画像

JIS規格では、上部が平らで足をかけて押せるものを「ショベル(シャベルと同じ)」、上部がな曲線状で足をかけられないものを「スコップ」と区別しているが、世間ではJIS規格と異なる区別の仕方をしているため、JIS規格の基準で伝えても通じないことの方が多い。

関東(東日本)では大型のものを「スコップ」、小型のものを「シャベル」と呼び、関西(西日本)では大型のものを「シャベル」、小型のものを「スコップ」と呼ぶことが多く、地域によって呼称が逆転している。

一部の辞書では、スコップを「小型のシャベル」と解説しているものがあり、西日本の呼び方が支持されている。
また、「ショベルカー」を「スコップカー」と呼ばないから、大きいものが「シャベル」で、小さいものが「スコップ」というイメージを持った人もいる。

先が尖った剣型のものを「シャベル」、先が真っ直ぐな四角いものを「スコップ」という区別の仕方もある。
これが土木現場では、剣型のものを「剣スコ」、四角いものを「角スコ」と呼び、先が剣型でも四角でも「スコップ」である。

形状や大きさなど、様々な区別の仕方がされるシャベルとスコップだが、はっきりとした違いは、シャベルが英語の「shovel」から、スコップがオランダ語の「schop」からという語源の違いだけである。

関連記事

  1. 成長する子供と生長する草の画像
    成長は、「成長期の子供」「成長した犬」「成長株」「高度経済成長」など、人や動物が育って大きくなる意味…
  2. 容疑者逮捕の瞬間画像
    ニュースなどの報道では、警察から犯罪の疑いをかけられた人を「容疑者」という。 これを司法手続きや法…
  3. 夏季休暇を使ってバカンスの画像
    夏季とは、夏の季節のことで、季節が中心にある言葉。 「夏季オリンピック」「夏季限定メニュー」など、…
  1. ざるそばの画像
    江戸時代、蕎麦はつゆにつけて食べる「そばきり(蕎麦切り)」が一般的であった。 江戸中期に入ると、最…
  2. 福島県五色沼の青沼画像
    池と沼と湖と泉と沢と潟のうち、明らかに他と違うのは「泉」である。 泉は、「出づ水」が語源であるよう…
  3. 仙台のマンション画像
    マンションは中高層の集合住宅で、アパートは低層の集合住宅というイメージだが、建築基準法でも宅地建物取…
  4. バナナを舐める女性の画像
    芭蕉もバナナも、バショウ科バショウ属に分類される大型多年草。 バナナは熱帯性のため、本州の露地では…
  5. 猿が温泉に浸かる画像
    地下水が自然に地表に湧き出ているところや、その湧き出た水を「泉」という。 泉の中でも水温が高いもの…
ページ上部へ戻る