戦争は、国家間の対立によって起こる軍事力を用いた戦闘行為、及び、その状態。
比喩として、「受験戦争」など、激しい争いや競争もいう。
紛争は、争い事・揉め事など対立する者同士が争う状態を広く意味する言葉。
戦争も内戦も紛争であるが、使い分けする際は、比較的小規模な武力衝突をいう。
内戦は、国家間の争いではなく、同一国内での争いのこと。
国家間の対立であっても、フォークランド紛争のように、規模や程度が比較的小さかったり、一時的・突発的なものは「紛争」といい、国家間の対立が恒常化したり、規模が大きくなると「戦争」を用ることが多い。
同一国内の争いであっても、南北戦争のように暫定的に国家と見なされる者同士の争いや、ベトナム戦争のように他国が介入し、国家間の争いにもなっている場合は、「内戦」ではなく「戦争」という。