「整える」と「調える」の違い

食器の配置を整える画像

「ととのえる」は漢字で「整える」や「調える」と書く。
多くの場合は「整える」を使い、「調える」は例外的に使われる。
このような違いがある場合、ふつうは一般的に使う漢字の方が意味が多く、例外的の方が少ないものだが、「整える」よりも「調える」の方が多く、ふつうと反対である。

整えるとは、乱れたところがないようにきちんとすること。秩序づけること。
「机の上を整える」「体調を整える」「髪を整える」などと使う。

調えるは、「必需品を調える」や「夕食を調える」などと使い、必要なものを揃えること。用意すること。買い揃えること。

「道具をととのえる」や「服をととのえる」を漢字で表す場合、整理整頓の意味であれば「道具を整える」「服を整える」と書き、前もって用意しておく意味であれば「道具を調える」「服を調える」と書く。

その他、調えるには「縁談を調える」や「商談を調える」など、交渉や相談事などを成立させること。
「味を調える」や「音を調える」など、程よい加減にすること。望ましい状態にすることの意味でも使われる。

「整える」は秩序を乱さずきちんとすることで、「調える」には用意する、成立させる、よい加減にするといった様々な意味があるが、「調える」の意味を一言で表すならば「いい感じにすること」である。

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