「分かれる」と「別れる」の違い

人が分かれる画像

分かれると別れるは、共に「わかれる」と読み、「離れる」という意味においては同じで語源も同じだが、わかれる対象によって漢字を使い分ける必要がある。

分かれるとは、ひとつのものが二つ以上になる、いくつかのより小さいまとまりになること。
分かれるの「分」を使う熟語では、「分離」「分裂」「分岐」「分散」などがある。

別れるとは、一緒にいた人同士が離れ離れになること。
別れるの「別」を使う熟語では、「別離」「別居」「死別」「惜別」などがある。

分かれるは「物や事」、別れるは「人」が対象となる点が使い分けのポイントとなるが、対象が「人」の場合でも、グループなどにわかれることを表す場合は、「分散」の意味になるため、「別れる」ではなく「分かれる」と書く。

また、別れるには、離れ離れになる意味から、それまでの関係を絶つことや、死別や生き別れの意味もあるため、「妻と別れた」と書いてあった場合、単に場所が離れただけのこともあれば、離婚したこと、死別したことなども考えられるため、文脈にも注意する必要がある。

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