「仕事」「職業」「職」の違い

仕事の画像

仕事・職業・職は、生計を立てるために日常従事する活動の意味で共通するが、同じ意味で使えることは少ない。

仕事の元々の意味は、すること、しなくてはならないことであるため、「仕事が忙しい」といった使い方ができるが、「職業が忙しい」「職が忙しい」といった使い方はできない。

「忙しい―」と後につく場合には仕事・職業・職のいずれも使えるが、表すことに違いがある。
「忙しい仕事」の場合は経理や営業といった具体的な内容であったり、教師や弁護士といった職種(種類)をいうが、主に具体的な内容についていう。
「忙しい職業」の場合は職種をいい、具体的な内容をいうことはない。
「職」は「職業」の意味のほかに、担当の務めや、担当する地位の意味もあるため、「忙しい職」の場合は職種であったり、常務や部長といった職務をいう。

「―に就く」の場合は生計を立てるための活動についてのことなので、仕事・職業・職のいずれも使える。
しかし、「―を失う」の場合は働き口・勤め口のことをいう。
仕事や職には働き口・勤め口の意味があるため、「仕事を失う」「職を失う」と使えるが、職業にはそのような意味がないため「職業を失う」とは言わない。

職には身につけた技能や技術の意味もあるため、「手に職をつける」といった言い方はできるが、仕事や職業にはその意味がないため、「手に仕事をつける」「手に職業をつける」とは言わない。

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