「ひつじ雲」と「うろこ雲」「いわし雲」の違い

富士山とうろこ雲の画像

秋の空に見られる、ひつじ雲、うろこ雲、いわし雲。
それぞれ、ヒツジに似ていたり、魚の鱗のように見えたり、イワシの群れに見えることから付けられた俗称で、ひつじ雲は「高積雲」、うろこ雲といわし雲は「巻積雲」が正式な名前である。

うろこ雲といわし雲は、同じ巻積雲なので違いはなく、見え方によって「うろこ雲」「いわし雲」と呼び分けられているにすぎない。
「さば雲」と呼ばれる雲も、うろこ雲やいわし雲と同じ巻積雲のことで、サバの背にある模様に似た波状の雲をいう。

ひつじ雲の「高積雲」と、うろこ雲やいわし雲の「巻積雲」の決定的な違いは、雲が発生する高さである。
高積雲は高度2~7kmの中層に発生し、巻積雲は高度5~13kmの上層に発生する。
高度に違いがあるため、地上に近いひつじ雲は、一つ一つの塊が大きく見え、地上から遠くにあるうろこ雲やいわし雲は、一つ一つの塊が小さく見える。

その他、高積雲(ひつじ雲)は雲が厚く、光の通過が少ないのに対し、巻積雲(うろこ雲・いわし雲)は雲が薄く、光の通過が多いという特徴がある。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 発毛のビフォーアフター画像
    薄毛やハゲの主な対策として、発毛、育毛、増毛、植毛の4種類ある。 発毛とは、髪の毛が抜けて生え…
  2. 関取の相撲画像
    相撲を取ることを職業とする人のことを力士や関取と呼ぶが、力士は相撲を取る人の総称、関取は十両以上の番…
  3. 洗濯する妻の画像
    夫婦のうち、女性の方を表す言葉には、妻・嫁・奥さん・女房・家内・かみさんなど多くあるが、婚姻制度上、…
  1. 初夏の画像
    陰暦(旧暦)の夏は、4月から6月までを指し、夏の初めである4月を「初夏」、夏の半ばである5月を「仲夏…
  2. 抜本的な見直しをする画像
    根本的の「根本」は、物事を成り立たせている大本や、基礎になるもののことで、根本的は、そのようなさまを…
  3. 夜中の街の画像
    夜更けを表す言葉は、深夜・夜中(真夜中)・未明・夜半などと多くあるが、それぞれに時間帯の明確な定義が…
  4. セミナー風景の画像
    セミナーは、少人数を対象に、特定のテーマについて開催される講演会や発表会・討論会。 ゼミナールは、…
  5. 胸を強調するタンクトップ姿の女性の画像
    ノースリーブは、「sleeve(袖)」が「no(ない)」という意味から作られた和製英語で、英語では「…
ページ上部へ戻る