「ふらふら」も「ぶらぶら」も「ぷらぷら」も、位置が定まらず揺れ動くさまをいうが、それぞれの使い方に違いがある。
ふらふらは、方向に関係なく不規則・不安定に動くさまに使う。
ふらふらの濁音「ぶらぶら」は、ふらふらよりもやや重い物が垂れ下がり、前後左右に揺れる様子で、垂直方向の揺れには使わない。
ふらふらの半濁音「ぷらぷら」は、ぶらぶらよりも軽い印象を与えたり、揺れ動いている物が接地面から離れ落ちそうなほどの状態になっている際に使う。
目的もなく歩く意味では、「ふらふら」は「ぶらぶら」よりも軽い印象を与え、「ぷらぷら」はだらしなく歩く印象を与える。
疲れや病気・薬の副作用などで歩けない状態や、誘惑に負ける、つい引き寄せられるといった意味では、「ふらふら」のみ使われる。