「帰省」「帰郷」「里帰り」の違い

帰省ラッシュの画像

帰省は、お盆や年末年始などの休暇を利用し、一時的に故郷へ帰る意味で使われることが多い。
帰省の「省」の字には、「親の安否をよく確かめてみる」という意味があり、帰省の本来の意味は、故郷に帰って両親の安否を問うことである。
そのため、故郷へ帰って住むのではなく、多くは、短期間の場合に「帰省」が用いられる。

帰郷は、故郷へ帰ること全般を表す言葉で、一時的に故郷へ帰る意味でも使われた。
現在では、帰省と同じ意味で使われることは少なく、故郷に帰って安住する場合に「帰郷」が多く用いられる。

里帰りは、婚礼後の3日後か5日後に、初めて新婦が実家に帰ることを意味したが、現在では、結婚している女性が実家へ帰ることをいう。
基本的に、男性が実家に帰ることを「里帰り」とは言わないが、外国へ移住した人が故国に帰る際には、性別や婚姻の有無に関係なく「里帰り」が使われる。
また、人に限らず、一時的に海外へ持ち出されていた美術品などが戻ってくる際にも、「里帰り」は用いられる。
昔は、奉公人が実家に帰る場合にも「里帰り」と言ったが、今は奉公人自体がいないため、この意味で使われることはない。

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