「バレンシアオレンジ」と「ネーブルオレンジ」の違い

オレンジの画像

オレンジを大きく分けると、スイートオレンジ、サワーオレンジ、マンダリンオレンジに分類され、日本で単に「オレンジ」と言った時は、スイートオレンジを指す。
スイートオレンジの主な種類に、バレンシアオレンジ、ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジ(タロッコオレンジ・モロオレンジ)があり、中でも特に流通の多い種がバレンシアオレンジ、次いでネーブルオレンジである。

バレンシアは、カリフォルニア産3~7月、南アフリカ産が8~10月に輸入され、春から秋にかけて多く出回る。
ネーブルは、アメリカ産が11~4月に多く輸入され、国産は2~3月頃に出荷されるため、秋から春にかけて多く出回る。

バレンシアは、酸味が強くジューシーで、絞った果汁の劣化が遅く、加熱しても味が変わりにくいため、生食に限らず、ジュースや加工品にも適している。
ネーブルは、甘みが多く香り豊かで、実に付いている袋(じょうのう膜)が薄く、種もないため、そのまま食べるのには適しているが、絞った果汁を長時間置いておくと苦味が出る。

バレンシアとネーブルの見分け方は、へたと反対側の果頂部にある。
バレンシアは普通のみかんと同じように茶色い点になっているが、ネーブルはへそ(臍)のような形をした出っ張りがある。
ネーブルの語源も、「へそ」を意味する英語「navel」からである。

ちなみに、バレンシアオレンジは、その名からスペインのバレンシア地方原産と思われがちだが、スペインにこの種はなく、原産はアメリカ合衆国カリフォルニア州のサンタアナである。
バレンシアの名が付く正確な理由は分かっていないが、バレンシア地方で栽培されていたオレンジに似ていたからといわれる。

関連記事

  1. 女性のタトゥー画像
    入れ墨は、針や刃物で皮膚を傷つけ、そこに墨や絵の具などを入れて文字や絵画を描くこと。また、そのものを…
  2. 気仙沼の鮨智の寿司画像
    すしの漢字には「寿司」と「鮨」と「鮓」がある。 最も古い表記は「鮓」で、元々は塩や糟などに漬け…
  3. マグロの解体ショー画像
    マグロの胴体部分の肉は、大きく「トロ」と「赤身」に分けられる。 トロは赤身に対して脂肪の多い部分で…
  4. セミナー風景の画像
    セミナーは、少人数を対象に、特定のテーマについて開催される講演会や発表会・討論会。 ゼミナールは、…
  5. 沖縄のタバコの画像
    タールもニコチンもタバコに含まれる有害物質であるが、その性質は異なる。 タールはタバコを吸った…
  1. カウンターで応対する画像
    応対と対応の違いは、人に対して応じるか、人以外の事柄に応じるかの違いである。 「電話応対」と「…
  2. 香典袋の画像
    通夜や葬儀の香典は不祝儀袋に包んで供えるが、不祝儀袋の表書きは、仏式・神式・キリスト教式など、故人の…
  3. 妄想する画像
    空想も夢想も妄想も幻想も、すべて想像の一種だが、これらには次のような違いがある。 想像とは、実…
  4. お辞儀の画像
    お辞儀は、親愛の気持ちや敬意を表す時に頭を下げて挨拶することで、人間関係を構築する上で基本中の基本と…
  5. 披露宴に華を添える花画像
    一般には「花」を使い、「華」はきらびやかなもの、美しいもの、すぐれた性質の比喩に多く使われる。 …
ページ上部へ戻る