「芳香剤」「消臭剤」「脱臭剤」の違い

悪臭を消す画像

芳香とは良い香り・アロマのことで、芳香剤は良い香りを放つ効果のある薬剤。
消臭とは不快な臭いを消すことで、消臭剤は悪臭を消す効果のある薬剤。
脱臭とは臭気を取り除くことで、脱臭剤は臭気を除く効果のある薬剤である。

芳香剤は、アロマによって嫌な臭いをごまかす「感覚的消臭法」で、悪臭自体を消すものではないが、消臭成分を含んだ消臭芳香剤は、不快な臭いを消し良い香りを放つ効果がある。

消臭剤は、悪臭の元となる成分を化学反応によって無臭成分に変える「科学的消臭法」が多いが、悪臭が消えたと感じられれば「消臭」になるため、感覚的消臭法の「芳香剤」も消臭剤の一種といえる。

脱臭剤は、活性炭や活性粘土などの吸着性を利用して、悪臭の元となる成分を吸着させたり、包み込んで消す「物理的消臭法」である。
下駄箱や冷蔵庫など、臭いのこもる場所に使用される。

その他、消臭には生物的消臭法があるが、生物的消臭法はバクテリアを抗菌剤で繁殖を抑えたり、微生物で分解し、バクテリアの繁殖によって出る生ゴミなどの悪臭を消す方法で、「芳香剤」「消臭剤」「脱臭剤」のいずれにも当てはまらず、悪臭の発生を防ぐ「防臭剤」に意味は近い。

芳香剤は、良い香りを放つが、臭いをごまかすため、悪臭原因物質が有害な場合は問題がある。
消臭剤は、化学反応によるため、特定の悪臭原因物質には効果があるが、消臭対象としていない悪臭原因物質には効果がない。
脱臭剤は、複数の悪臭原因物質を取り除くことが可能である反面、臭いの選択が困難なため、良い匂いも消してしまうなど、それぞれにメリット・デメリットがある。

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