「倉」「蔵」「庫」の違い

土蔵と合掌造りの画像

物を保管する建物の「くら」には、「倉」「蔵」「庫」の三種類の漢字表記がある。

元々の意味を辿ると、「倉」は穀物を貯えておく場所。
「蔵」には「隠す」の意味があり、大切にしまっておく場所。
「庫」は兵器を入れておく兵器庫である。

現在では、明確な違いがなくなっているが、元々の意味の違いから、次のように使い分けされる傾向にある。

「倉」と「庫」は、製品を保管する倉庫。
「庫」を「くら」と読むことは少ないため、「倉」に集約されており、「倉」は穀物などを保管する場所であったため、それほど頑丈ではない建物に対して使われる。

「蔵」は「蔵屋敷」「酒蔵」など、土壁で造られた古風な土蔵や、大切なものを保管する場所であったことから、重厚で頑丈な建物に対して使われる。

また、現在で「くら」といえば、頑丈で立派な建物を思い浮かべるため、「倉」よりも「蔵」が使われることの方が多い。

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