クレヨン/crayon

意味

クレヨンとは、ロウで固めた状の絵の具。クレオン。

語源・由来

クレヨンは、英語「crayon」からの外来語で、その語源はフランス語にある。
フランス語の「crayon」は、「白亜」を意味する「Craie」に「小片」を意味する「-on」がついた語で、広義には「鉛筆」「コンテ」「パステル」などの棒状の画材や、それを用いた絵画を指す。
フランス語でクレヨンは「crayon pastel(パステル鉛筆)」と言い、それを略したのが、英語の「crayon(クレヨン)」である。
日本では、大正時代に山本鼎による自由画教育運動の普及によって、児童画の材料としてクレヨンは普及した。
児童の図画用絵の具としてクレヨンが用いられる理由には、簡単に描けること、尖っていないこと、硬くないこと、「鉛」「カドミウム」「ヒ素」などの有毒物質を含んでいないことが挙げられる。

類語・言い換え

パステルパステル鉛筆クレパスコンテ/クーピーペンシル/ダーマトグラフ/鉛筆鉛筆チョーク/白墨/チャコ/顔彩/藍蝋/藍棒/絵の具/画材

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