「アカデミー賞」と「オスカー」


アカデミー賞は、アメリカ映画芸術科学アカデミーが、年一回、最も優秀な映画作品・俳優・監督などに与える映画賞。
基本的には、アメリカ映画を対象とした映画賞で、1927年に設立された。
「世界三大映画祭」と呼ばれる、カンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭・ベネチア国際映画祭よりも歴史が古く、マーケットへの影響力も高いことから、「映画界最高の栄誉」といわれる。

オスカーは、アカデミー賞の受賞者に副賞として贈られる黄金の小さな人型の彫像。
本来は、賞そのものがアカデミー賞で、副賞の彫像がオスカーであるが、アカデミー賞を受賞するとオスカーも授与されることから、アカデミー賞の別名として「オスカー」「オスカー賞」などと呼ばれるようになった。

アカデミー賞で授与される彫像が、オスカーと呼ばれるようになった由来は明確ではないが、諸説ある中で最も有力とされるのは、アカデミー賞事務局の局員が出来上がった彫像を見て、「オスカーおじさんにそっくり」と言ったという説である。

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