「進歩」と「進捗」「進度」の違い

進歩の画像

進歩とは、物事が次第によい方、望ましい方へ進んで行くことで、以前よりも悪い方へ進むことは「退歩」。
進歩には、決まった目標がある訳ではなく、技術開発など、どこまでもより良い方へ進められるものである。

進捗とは、物事が進み捗る(はかどる)こと、決まった目標に対して進むことである。
「進捗状況」や「進捗具合」と言えば、物事が目標に対してどの程度進んでいるかを表す。

進度とは、進み方の程度のこと。
「進捗報告」といえば「進み具合を報告」という意味になり、「物事の進み具合」の意味でも進捗が使われるため、混同されることもあるが、本来、進捗は「進みはかどる」という意味である。
対して、進度は「進行具合」「はかどり具合」の意味で、既に「具合」を含んでいるため、「進度具合」というのは重言になる。

また、進歩は望ましい方、進捗は目標に対して進むことで、いずれも良い方向に向かうことだが、進度は進行具合をいっているだけで、「病状の進行」が「悪化」を意味するように、必ずしも良い方向へ向かっているとは限らない。

関連記事

  1. 積雪画像
    「降雪量(降雪の深さ)」と「積雪量(積雪の深さ)」は、どちらも降り積もった雪の量を表すが、降雪は「雪…
  2. 日本の古い郵便受け画像
    手紙を書く際、冒頭の挨拶として「拝啓」「謹啓」「前略」などの頭語を用い、頭語に対応した「敬具」「敬白…
  3. ブスだっていいじゃないかの画像
    「かわいい」と「かわいらしい」は、顔や声、物などに対して、愛すべきである、大事にしたいといった感情を…
  1. 想いを馳せる画像
    「おもう」を漢字で書く際、多くの場合は「思う」を用い、特に感情を込めた表現には「想う」を用いる。 …
  2. 鳥の丸食べ画像
    焼き鳥は、鳥肉にタレや塩などをつけ、あぶり焼いたもの。 古くは、スズメやツグミなどを串に刺して丸焼…
  3. 象の家族のぶらぶら散歩画像
    「ふらふら」も「ぶらぶら」も「ぷらぷら」も、位置が定まらず揺れ動くさまをいうが、それぞれの使い方に違…
  4. 餃子の王さまの看板画像
    「餃子の王将」と「大阪王将」と「餃子の王さま」は、餃子を看板メニューにする中華料理店で、名前も似てい…
  5. たまごの画像
    卵も玉子も、共に「たまご」と読む。 使い分けに明確な基準はないが、一般的に、生物学上では「卵」と…
ページ上部へ戻る