「屁」と「おなら」の違い

すかしっ屁を指摘される画像

「屁」も「おなら」も、飲み込んだ空気や腸の内容物の発酵によって生じたガスが、肛門から排出されるものをいうが、厳密には「屁」と「おなら」に違いがある。

おならは、「お鳴らし」が略されてできた女房言葉。
音の鳴る放屁が「おなら」であり、音のしない屁は「おなら」ではないのである。

元々は、音の鳴るものも鳴らないものも「屁」であったが、「おなら」という言葉が広まっていくと、音の鳴らないものを「屁」、音の鳴るものを「おなら」と区別されるようになった。
その違いを表現した古川柳に、「屁をひったより気の毒は おならなり」というものがある。
やがて、「屁」と「おなら」が同じ意味で用いられるようになったことから、音のするものとしないものを分けるため、音のしない屁を「すかしっ屁」と呼ぶようになった。

屁(すかしっ屁)のほうが、音が出る「おなら」よりも臭い理由は、屁に含まれるガスと空気の混合割合によるもの。
大きな音の出るおならは、ガスよりも空気の割合が多く、空気圧が高くなるため、音が出る代わりに臭くなりにくい。
音のしない、もしくは、音の小さい屁は、ガスの濃度が濃いため臭いにおいがするが、空気圧が低いため音がしないのである。

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