「ピーナッツ」「落花生」「南京豆」の違い

落花生の画像

ピーナッツ(ピーナツ)と落花生と南京豆は、それぞれの語源や名称の意味を知ることで違いも分かる。

ピーナッツは、英語の「peanuts」から。
「pea」はエンドウ豆やエンドウ豆に似た植物のことで「豆」を意味し、「nuts」は「木の実」を意味する。
つまり、ピーナッツは「木の実(ナッツ)のような豆」が語源である。

落花生は、受粉した後、花が下を向いて子房が地下に潜り込み、地面の中で実をつけるという特徴から名付けられた漢名である。
この落花生の語源に由来する別称には、「地豆(じまめ、沖縄方言では「ジーマーミ」)」もある。

南京豆の「南京」は、中国から渡来したものを表す言葉で、江戸時代に中国から日本へ伝わったことに由来する。
ただし、現在栽培されているのは、明治維新以降に入った品種で、当時の南京豆とは品種が異なる。
中国伝来の意味では、「唐人豆」や「異人豆」という別称もある。

この中で、「落花生」という呼称は植物としての特徴を表しているため、植物名として表す際には「ラッカセイ」が使われる。
また、殻の付いたままの実もその特徴を表しているため、食用としての実の中でも、殻が付いたままのものは「落花生」と呼ばれる。

ピーナッツは、「豆」を表す名前なので、殻が取り除かれた実や、茶色い皮が取り除かれた実で、塩などで調理した後のものを指すことが多い。

南京豆は、最も古い言い方になり、現在ではあまり使われないが、殻だけが取り除かれ、茶色い皮が残ったままの実をいうこと指すことがある。
ただし、皮の付いた実は「ピーナッツ」とも「落花生」とも呼ぶことがあり、明確な使い分け方ではない。

実の状態以外に、洋風の味付けや洋菓子に用いた実は「ピーナッツ」、和風の味付けや和菓子に用いた実は「落花生」というように、調理の仕方による使い分け方もある。
これは、ピーナッツは英語の名称で、落花生は漢名から入って日本語になった名称のためである。

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