「クーデター」「革命」「反乱」「内乱」の違い

革命の画像

社内の座を奪うために起こる「社内クーデター」、状態が急激に発展・変動する意味で使われる「産業革命」や「流通革命」という言葉からわかる通り、クーデターと革命の違いは、同一支配層内部での権力移動か、体制そのものを変革するかの違いである。

クーデターは、「国家への一撃」を意味するフランス語「coup d’État」からで、非合法的な武力行使によって、政治支配者を逮捕・追放し、政権を奪うことをいう。
クーデターは権力の移動が主であるため、独裁政権から独裁政権、民主政権から独裁政権となることが多い。
政権が変わることで、のちに政治システムまで変わることもあるが、政治システムは変わらず、支配者が変わるだけのこともある。
基本的には武力行使を伴う「軍事クーデター」であるが、結果として武力行使されない「無血クーデター」もある。

革命は、『易経(革卦)』の「湯武命を革(あらた)めて、天に順したがい人に応ず」からで、古代中国で、天命が改まり王朝が変わることを意味した言葉。
「あらためる」という通り、政治システムや社会体制などを根本から変革することを意味する。
クーデターのように政権を奪うことが目的ではなく、被支配階級が従来の支配階級を倒して政治権力を奪い、急激に変革させることを目的とするため、普通は独裁政権から民主政権へと変わる。

反乱とクーデターと似ているが、反乱は支配者階級に対する反発を持って武力行動を起こすこと。
クーデーターのように権力を奪うことが目的ではなく、支配者階級に対して不満を爆発させた結果として起こされる行為である。
反乱によって体制が大きく変わった場合は、革命となる。

内乱は、一国内の政府と反政府勢力とによって行われる武力闘争。
クーデターや、政権奪取を目的としない紛争なども内乱の一種で、国内が争い事で混乱した状態になることを広くいう。

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