「神父」と「牧師」


神父と牧師の一番の違いは、キリスト教の教派による違い。
神父は、カトリック教会や正教会(ギリシャ正教・ 東方正教会)における司祭などの聖職者に対する尊称で、正式な職名ではない。
牧師は、プロテスタントの教職者の呼称で、職名である。

神父(司祭)は、ミサをあげたり、洗礼、堅信、聖体などの儀式を行うといった、信徒にはない権限と地位があり、聖職者として生涯独身でなければならない(正教会では、司祭となる一つ前の輔祭になる前であれば可)。
また、女性は神父になれず、男性のみとなっている。

牧師は、教区・教会を管理し、信仰を指導する信徒の代表である。
聖職者ではなく教職者であるため、結婚は奨励されている。
また、教派によっては女性の牧師も認められている。

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