「醸造酒」と「蒸留酒」と「混成酒」の違い

アルコール飲料の画像

お酒は製造方法によって分類すると、「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3種類に分けられる。

醸造酒とは、穀物や果実を酵母によってアルコール発酵させて造った酒のこと。
代表的な醸造酒には、大麦を主な原料とする「ビール」、ブドウを原料とする「ワイン」、白米を原料とする「日本酒」、糯米を原料とする「紹興酒」などがある。
醸造酒のアルコール度数は、一般に蒸留酒よりも低く、最高でも20度程度である。

蒸留酒とは、原料を発酵させた醸造酒をさらに蒸留して造った酒のこと。
大雑把に言えば、ホップなしのビールを蒸留したものがウイスキー、ワインを蒸留したものがブランデー、日本酒を蒸留したものが米焼酎である。
このほか、蒸留酒にはウォッカ・ジン・ラム・テキーラ・泡盛などがある。
酒を加熱し、その蒸気を冷やして液体にすることで、アルコール度数は高くなるため、蒸留酒は醸造酒よりもアルコール度数が高い。
ちなみに、世界一アルコール度数が高いのは、ポーランド原産のウォッカ「スピリタス」で、アルコール度数96度である。

混成酒とは、醸造酒や蒸留酒に、果実や香料・糖分などを加えた再製酒のこと。
主な混成酒には、梅酒・リキュール・ベルモット・薬酒・みりん・白酒がある。
混成酒のアルコール度数は、元となる酒の種類によって異なるため、醸造酒や蒸留酒との比較は難しい。
梅酒のアルコール度数は8~20度、リキュールは15~55度、みりん(本みりん)は12~15度である。
スポンサーリンク
【あわせて読みたい】
「吟醸酒」と「純米酒」と「本醸造酒」の違い
「紹興酒」と「老酒(ラオチュウ)」の違い
スポンサーリンク

関連記事

  1. 会席料理の画像
    本膳料理は、正式な日本料理の膳立てで、室町時代に武家の礼法をもとに確立し、江戸時代に発展したが、明治…
  2. おばさんの画像
    おばさんの漢字表記には、「伯母さん」「叔母さん」「小母さん」がある。 使い分け方は、おじさんの…
  3. 金粉で表現する画像
    表す(表わす)は、表に出して示す、表現する、表明するという意味。 使い方には、「気持ちを表す」「文…
  1. スケジュール調整の画像
    延期と順延と延長は、予定を先に延ばすことだが、延期は、期日や期限を先に延ばすこと。 順延は、予定し…
  2. 日本で一番低い山の日和山画像
    山は周囲の土地よりも表面が高く盛り上がった地形のことで、丘は小高い土地を指す。 一般的に、丘は山よ…
  3. 森林の画像
    農林水産省の定義では、自然にできた樹木の密集地を「森」、人工的に作られた樹木の密集地を「林」としてい…
  4. 蛇口の画像
    「ひねる」と「ねじる」と「よじる」は、回すという点では同じだが、回す方向や強さ、回数などに違いがある…
  5. 帰省ラッシュの画像
    帰省は、お盆や年末年始などの休暇を利用し、一時的に故郷へ帰る意味で使われることが多い。 帰省の「省…
ページ上部へ戻る