「好意」と「厚意」の違い

好意を無にされた画像

「好意」も「厚意」も、相手を思う親切な心という共通の意味があり、「ご好意に甘える」「ご厚意に甘える」は、どちらも使われる。

好意には、親切な気持ちの意味のほか、相手にいだく親しみや、相手を好ましく思う気持ちの意味もあり、親愛という感情に重点が置かれる。
一方の厚意は、親愛の気持ちから行われたものであるかは関係なく、親切心や思いやりの心が、行為によって表れていることに重点が置かれる。

「好意を持つ」「好意を寄せる」などは、行為ではなく感情を表すものなので、「厚意を持つ」「好意を寄せる」とは使えない。

厚意は一般的に、自分ではなく、他人が示してくれた手厚い親切な行為についていうものなので、自分の行為についていう場合は、「私の厚意を無にされた」ではなく、「私の好意を無にされた」と書くのが正しい。

関連記事

  1. 炒り卵の画像
    スクランブルエッグを「洋風炒り卵」とも呼ぶように、スクランブルエッグは炒り卵の一種であるが別の食べ物…
  2. オレンジの画像
    オレンジを大きく分けると、スイートオレンジ、サワーオレンジ、マンダリンオレンジに分類され、日本で単に…
  3. 刀を持つおじさんの画像
    おじさんの漢字表記には、「伯父さん」「叔父さん」「小父さん」がある。 いずれも同源だが、対象が違え…
  1. はかる画像
    計ると測ると量るは、いずれも「はかる」と読み、「計測」「計量」「測量」という熟語もあるように、計器な…
  2. 倉敷川の画像
    「川」の字は、地の間を縫って流れる普通の川を表した象形文字で、一般的には「川」と書く。 「河」の原…
  3. コンソメスープの画像
    ブイヨン(bouillon)は、フランス語で「だし汁」を意味する。 肉や骨、魚類、野菜、香辛料など…
  4. 雑炊の画像
    おかゆは、ご飯と同じ要領で、水の分量を多くし、米から炊いたもの。 消化が良いことから、離乳食や病人…
  5. 梅雨に咲くあじさいの画像
    梅雨は、6月から7月頃に降り続く長雨。また、その雨期のこと。 日本では、北海道と小笠原諸島を除く地…
ページ上部へ戻る