「交じる」と「混じる」と「雑じる」の違い

色が混じる画像

「まじる」「まざる」「まぜる」の漢字には、「交」「混」「雑」がある。

「交」は、「白髪が交じる」「大人の中に交じる」など、別種のものが入り込んでいるが溶け合わず、元の素材が区別できる場合に用いる。

「混」は、「絵具を混ぜる」「砂糖に塩が混じる」など、別種のものが溶け合って、元の素材が区別できない場合に用いる。

「雑」は、「柴犬の血が雑じる」「異物が雑じる」など、別種のものが入り込んで純粋さを失う場合に用いるが、常用外漢字であまり使わないため、「雑」を用いる場面では「混」の字が使われる。

基本的には、元のものが区別できる場合に「交」、元のものが区別できない場合に「混」を使うと覚えればよいが、区別ができても「混」を使う場合もあるので注意が必要である。

男性と女性は区別できるものなので、「男の中に女が交じる」など「交」の字を使うが、「男女混合」「混浴風呂」などは「混」の字を使う。
区別ができるのに「混」を使う理由は、別種のものが合わさり、溶け合ったひとつのまとまり、集団として捉えるためである。
スポンサーリンク
【オールガイドリンク】
交じる(まじる)の類語・同義語 – 類語同義語辞典
交じるのことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語 – 故事ことわざ辞典

関連記事

  1. チョッキ・ベスト・ジレの画像
    チョッキの語源には、「直着」の意味や、フランス語の「jaque」やポルトガル語の「jaqueta」か…
  2. ドラゴンボートの画像
    共同と協同と協働は、複数の人や団体が事にあたるという意味で共通し、どの表記を用いても良い場合もあるが…
  3. 部下に指示する画像
    指示と指図は、物事のやり方、仕事の段取りなどを言いつけ、人を動かすことで、意味としては同じだが、ニュ…
  1. 注意する画像
    留意も注意も用心も、気をつけることを意味するが、使える場面と使えない場面、ニュアンス、気をつける程度…
  2. フランベで顔まで焼く画像
    本来、焼くは火を食品に直接当てて加熱することを意味した。 最も原始的な加熱調理法であるため、火を通…
  3. ひまわりの画像
    真夏と盛夏と盛暑は、夏の暑い盛りを表す言葉である。 最も一般的な表現で、日常会話でも使われるのが「…
  4. コック帽の画像
    コックは、西洋料理や中華料理の料理人のこと。 オランダ語の「kok」に由来し、英語では「cook」…
  5. 雑炊の画像
    おかゆは、ご飯と同じ要領で、水の分量を多くし、米から炊いたもの。 消化が良いことから、離乳食や病人…
ページ上部へ戻る